カービンさんからキリリク小説をもらいました!
マスター「よし、皆でどっか行こう」
「はぁ!?」
リンク「またずいぶんと唐突な・・・」
マリオ「しかもどっかって何だよ。理由を言え、理由を」
マスター「リクエストが来たんだ。スマキャラ全員で旅行ってな」
フォックス「場所は決めてないんだな?」
マスター「そうだ。だから何行か前にどっかって言っただろう」
ヨッシー「何行か前って、何ですかその表現」
マスター「小説ならではの表現だ」
マリオ「何か会話が気持ち悪いからやめてくれ」(真顔
フォックス「それはおいといて、今から決めよう。皆は何処行きたい?」
とりあえず3人の話を軽くスルーするフォックス
ネス「夏なんだし、海行こうよ!」
ドンキー「山登りなんかもいいぞー。空気がうまいし足腰が鍛わるし」
ディディー「今更そんな鍛えなくてもいいんじゃない?」
ファルコン「つーかジャングルも山みたいなもんだろ」
マルス「僕も海でいいよ」
アイク「俺はどっちでも構わん」
と、まぁ、全員分書いてるとキリが無いので省略(ぇ
結果的に海寄りの発言が多かったので
フォックス「じゃ、海だな。問題は何処の海に行くかだ」
マスター「あ、そうそう。旅行といっても世界観はスマブラのままだからな。
海行っても泳げんぞ」
「先に言えよ!」
プルルルルルルップルルルルルルッ
突然電話が鳴った
ネス「って、今時黒電話なんだ」
マスター「黒電話の何が悪い!しかもお前の家も黒電話だろ」
ネス「甘いね。最近、公衆電話に買い換えたのさ」
リュカ「公衆電話!?」
ネス「しかも電話ボックス付き!」
リュカ「家の中じゃ意味無いよ!」
ガチャ
マスター「はい、マスターハンドです。
・・・あ、はいはい。分かりました。メンバーにも伝えておきます」
チンッ
マスター「おーい、聞いてくれ。
行き先はドルピック島にすることにした」
「なんで!?」
マスター「いや、ちょっとそういう要望があってな」
マリオ「ってか誰からの電話だよ」
マスター「タブー」
ファルコ「敵キャラじゃねえか!それも大ボスの!」
フォックス「敵キャラのリクエストなんて受ける必要ないだろ」
マスター「だってアイツ苦手なんだもん」
ファルコ「うわ、情けね」
マリオ「ドルピック島か・・・。
俺、あそこの住民あまり好きじゃないんだよな〜」
ピット「へぇ、めずらしいですね。マリオさんがそんなこと言うなんて」
マリオ「だってよ、
ピーチ姫とバカンスに来た早々警察に捕まるわ、
それで全部のラクガキ消してついでにシャイン探せとか言われるわ、
シャインはこの島の神様だとか言いながら所有してるヤツがいっぱいいるわ、
ついにはシャインで商売してるヤツまでいるわ、
ドロドロの掃除に時間制限つけられるわ、遊園地で死にそうになるわ・・・」
ピット「は、はぁ・・・」
マリオ「しかもな、住民の要求を果たせなかったら殺されるんだ」
ピカチュウ「怖っ!」
ドンキー「そりゃあ・・・あれだろ。ゲームを成り立たせるために・・・」
マリオ「だから会話が気持ち悪いからやめろっての!」
リンク「(会話の発端はマリオさんですけどね・・・)」
マスター「出発は明日だ!朝早いから遅れるんじゃないぞ!」
そんなわけでメンバー達は旅行の準備で忙しい一日となった
そのへんの過程は面倒なので省略(ぉぃ
翌日・・・
マスター「皆揃ってるかー?出発するぞー」
リンク「ところで、どうやってドルピックタウンへ行くんですか?」
フォックス「ワープして行っても面白くないしな」
マスター「もちろん、飛行機だ。旅行と言えば飛行機だろ?」
ドンキー「そうか?」
マリオ「早いとこ行こうぜ」
〜スマブラ屋敷・エアポート〜
マスター「これでドルピック島に向かうぞ。さあ乗れ」
「・・・」
何故か黙りこくるメンバー達
マスター「何だ、どうした?ツッコミは受け付けんぞ」
ネス「いや、ツッコミというか・・・」
リュカ「これに皆で乗るのはちょっとね・・・」
マスター「つべこべ言うなー!強制送還!」
無理矢理メンバー達をワープさせて飛行機に乗せるマスターハンド
中のメンバー達はというと・・・
ピカチュウ「せ、せまい〜。息苦しい〜」
ファルコ「つーか・・・どう考えても無理あるだろ・・・」
フォックス「ああ・・・ピーチ姫の小型飛行機に30人ってのはな・・・」
ファルコン「それでも問題なく非行出来てるこの飛行機も謎だが」
ドンキー「字違う!非行はしちゃ駄目だろ!」
マリオ「つーか、原作(スーパーマリオサンシャイン)知らない人には
滅茶苦茶わかりづらい状況だな・・・」
ヨッシー「いえ、知ってても分からないと思います」(爆
アイク「お・・・そろそろ着くみたいだぞ」
ピット「本当だ。陸が見えてきましたね」
マリオ「早いなオイ」
ネス「よし、早く降りておいしい空気吸おう」
島が近づいてきたので降りる準備をしようとするメンバー達
もっとも、動けないので何も出来ないが(爆
〜ドルピック・エアポート〜
無事、メンバーの乗った飛行機はエアポートに着陸した
誰も自分で降りることが出来なかったので
マスターハンドがワープで脱出させた
何のための飛行機なんだ
とりあえずメンバー達はマリオの提案で
ドルピック島の中心街であるドルピックタウンに向かうことにした
が・・・
フォックス「ん?何か様子がおかしいな・・・」
最初に口をひらいたのはフォックス
リンク「南の島だというのに空が暗いですね。
大乱闘で来る時はいつも太陽の日差しが強すぎるくらいだというのに・・・」
マルス「それに、妙な落書きや泥みたいなものがある・・・」
アイク「美味そうだな・・・」(ぇ
街の様子に違和感を覚えるメンバー達
当然ながら、マリオはこの状況に見覚えがあるわけで
マリオ「間違いない・・・!あの事件の時と同じだ!・・・って、何か嫌な予感g」
モンテ族「見つけたぞ!ラクガキ犯!タイホする!」
何か警察が来ちゃった(ぇ
マリオ「案の定来ちゃったー!」
フォックス「大変だ!マリオが連れてかれた!」
ガシャーン!!
・・・
マリオ「・・・とまぁ、前に来たときもこうなったわけさ」
ちなみにマリオは牢屋の中にいる
フォックス「なるほど、災難だったんだな。今もだけど」(汗
で、牢屋の前にスマブラメンバーが集合している
メタナイト「だがその話だと濡れ衣は晴れたはずだ。
それなのに何故また捕まる羽目になったのだ?」
その話というのはもちろん原作(スーパーマリオサンシャイン)のことである
ネス「それなんだけどね。
さっきここの人たちの心を読んでみたんだ。
そしたら、「あのヒゲ何処かで見たような・・・、気のせいか」とか
「ドロで人が溺れるなんて聞いたこと無いぞ!・・・いや、あるかも」とか
そういう感じの人が多いんだよ。つまり・・・」
マリオ「つまり?」
ネス「此処の人たちは、記憶力が無いんだ」
「はぁ!?」
ドンキー「何だそのムリヤリな設定!」
マリオ「あーあ、出ちゃったよ!本日2度目の「はぁ!?」が!」(爆
リンク「さっきからツッコミがシビアすぎますよ!マリオさん!」(汗
リュカ「(そういうリンクさんもツッコミすぎなんじゃ・・・)」
アイク「それより大丈夫なのか?その設定で」
ネス「いや、僕に言われても・・・。作者がそうしたんだから仕方ないよ」
作者という名のNGワードは見なかったことにしよう(謎
マリオ「・・・で、結局どうなってるんだ?詳しい状況を教えてくれ」
今の状況を知りたがるマリオ
まぁ、牢屋に入れられている身だから当然だろう
フォックス「そうだな・・・お前が連行された後、すぐに裁判が始まった。
そしたらすぐにこの街の人達が有罪にしろって騒ぎ出してな。
もちろん俺達は異議を唱えた。だが却下されて結局有罪になった」
マリオ「そうか・・・。予想通りだな。
それで、俺に全部のラクガキを消せって言うんだろ?」
原作通りにいけば自分がラクガキを消すことになる
マリオはそう思っていたが
フォックスの口から出た言葉は予想に反するものだった
フォックス「いや、俺達が消せってさ」
マリオ「・・・」
一瞬、思考回路が止まった
マリオ「スマン、聞き取れなかった。もう一回」
リンク「つまりですね、この島のラクガキを私達が消しに行くんですよ。
裁判でマリオさんを庇ったことで私達も少し目の敵にされたもので・・・」
マリオ「ちょっと待て。つーことは・・・俺出られないのか!?」
フォックス「そうなるな。けど、俺達が事件解決するまでの辛抱だ」
リンク「此処で本格的に冒険するのは初めてなので、少々時間がかかるかもしれませんが・・・」
マリオ「そうか・・・。まぁ、この島はピーチ姫もクッパも来たことあるからな。地形に困ることはないだろ」
そう言って二人の姿を確認しようとするが・・・
マリオ「あれ?2人とも何処行った?」
メタナイト「そういえばさっきから姿が見えないな」
マリオ「まさか、いないのか!?」
アイク「マスハンもいないぞ」
ファルコ「マジかよ」
フォックス「どうやらハメられたみたいだな・・・。
こう都合良くメンバーがいなくなるなんておかしい」
マリオ「くそ〜!キリリク小説なのに何でこんな長くなりそうな展開なんだ!」(爆
フォックス「と、とにかく俺達が事件解決するからさ!気長に待っててくれ!」
ネス「そうそう。僕らが犯人しばいてくるから」
ドンキー「子どもがしばくとか言うなよ・・・」
モンテ警察官「お前達!面会終了の時間だ、早く出るんだ!」
リンク「あ、もう時間ですか。じゃあマリオさん、私達行きますね」
フォックス「よし、皆!行くぞ!」
「おー!!」
牢屋を後にして出発するスマッシュブラザーズ
無事、事件を解決することが出来るのだろうか?
マリオ「頼んだぜ皆、頑張ってくれよ!
・・・つーかもうこれ旅行じゃないだろ、冒険だよ」
キリリク小説なのにまさかの「続く!」(何