題名:テンテンテンテテン!!スマッシュボール!!
乱闘中の事だった。普通俺達は負ければフィギュアになり、触れれば助ける事が出来る。
しかし、今回はそうもいかなかった。
リンクは、一度フィギュアになった後謝って放ってしまったアイクの大天空とゼルダの光の矢とスネークのショータイムが直撃。
フィギュアは木っ端微塵になる。
「……あ……。」
「……リ…リンク?」
「……キラーン!!(わざと)」
2人は木っ端微塵になったリンクを見つめる。
「……どうしよう…。これ、復活出来るよな。」
「……分からない。」
そんな中1人は段ボールの中で無線を使い電話している。
「うっし、任務完了だ。金はこの口座に振り込んでくれ…ああ。了解し…。」
それがゼルダとアイクにばれてしまった。当然である。
「…おいスネーク?お前今何してた?」
「……任務?完了?何、リンクを木っ端微塵にしたのはわざとじゃ無いわよね?」
スネークの顔が引きつる
「……わ、わざとな訳ないじゃ無いか。やだなー。もー。」
ゼルダが段ボールを持ち上げて一撃で消滅させる。
「言え。」
「……ほほほほほ、本当だって。な。あ、アイク信じてくれ…。」
アイクが地面を鉄拳で叩き割る。
「……今さら言い訳出来ると思うなよ。」
「……いや、偶然だって、ミサイルの軌道が曲がってさ…。」
「お前の何だ、キャプチャーとかいう武器のミサイルは曲がるが、あれの方のは曲がらないんじゃ無かったか?」
アイクがもっともらしい反論をする。
「いや〜、最近のは曲がるように出来てるんだよ。うん。」
往生際が悪いスネークに、最後の手段とばかりにアイクがある物を取り出す。
「ピットの手料理だ。言わなかったら一口ずつ口に運ぶ。全部食って生きられると思うなよ…。
死ぬかと思ったな。あの時は…。」
「クシュン!!」
遠くにいるピットがくしゃみをする。その様子に心配してマルスがかけよってくる。
「大丈夫かい?誰かが君のうわさでもしてるんじゃ…。」
「うう…そうかも知れないですね。」
アイクが取り出した弁当箱の中には料理と呼ぶにはふさわしくないドロドロとした液体(泡が浮いてる)
と銀色に輝く固体が入っていた。
「……さぁ、食え。」
「……これ、毒の粋も超えてるよね。」
そういうスネークを無視して、さっそく一口目を放り込む。ゼルダは口を押さえ、閉まらないようにする。
「もがーーー!!!!!!!」
スネークが暴れだす。当然である。ゼルダは今度は逆に開かないようにする。
そしてアイクがほっぺたを両側から抑える。ゴクン……
「……一口目だ。どうだ?言う気になったか?」
「……あ…あな…なんて…もご…食わせ…があああっ!!」
スネークがただ事では無い反応を見せる。
「この料理の効能を教えてやらぁ
1口目:立っていられない程の目眩 激しい頭痛 胃免疫が無くなる
2口目:嘔吐 充血 変な斑点が浮かぶ
3口目:爪の間から血が出る 皮膚が紫色になる
4口目:5感を失う
5口目:血液が逆流し、心臓が停止。死にいたる
さ〜あ、二口目だー。」
「…あがが…い…言う…言うか…らぁ…。」
スネークがとうとう白状する。当然である。
「……速く言え。うん?」
ゼルダが目を真っ赤にさせて聞く。
「…だが、このままじゃ喋る事もままならない。幸いこの料理は水で解毒出来る。
あっ、毒って言っちゃった…まぁいいだろう。ほら水だ。」
スネークは水を受け取ると、勢い良く飲みだす。全部飲み干したのを確認してアイクが聞く。
「それで、誰の差し金だ。」
「……作者。」
スネーク嘘を言うな。
「は?!」
「……作者。」
スネーク嘘を言うな。
「つまり、作者が展開作りの為に?」
ゼルダ違う。違う違う。
「はい。」
おやじ嘘を言うな。
「…後でPF締めるとして、どうやったらリンク復活出来る?」
「……グッ!!(親指突き立て)ピッ!!(あばよのポーズ)」
ドゴッ!!アイクの鉄拳がおやじを直撃する。
「……知らないじゃねーだろ。どうすんだ?」
アイクがスネークの胸倉を掴んでいた時、1人の老人があらわれる。
「お困りかな…。」
「いや、誰?」
アイクが聞く。それもそのはず、ニンテンドーにはこんなキャラクターいないからだ。
「……われは、蟹仙人。」
「……何か似たような名前聞いた事ある気がしてならないんだけど…。ってか何故かぶっとばしたいんだけど…。」
ゼルダが言う。
「ドラゴンボールの亀仙人だよな…。」
アイクが蟹仙人に聞く。
「違う違う。我は蟹仙人。弟子には小林…あっ、間違えた。孫悟栗にはげ頭…あっ、間違えた。グリリンじゃな。」
「まるっきりドラゴンボールっていうか絶対偽名だろ。てめーら。」
アイクが怒り口調で蟹仙人に言う。その後蟹仙人はある物を取り出す。
「これを…御存じかな?」
まぎれも無い、スマッシュボールだった。
「……ただのスマッシュボールじゃねーか。ってか軽く話受け流してんじゃねーよ。」
それで何をするんだ?とアイクは顔をしかめる。
「このスマッシュボールを壊し、波動を纏った戦士7人が同じステージにいた時。
天からインコが表れ願いを聞いてくれるという……。」
「無理じゃね?」
というのはおやじだ。しかし、おやじの考えも決して間違ってまいない。
スマッシュボールは1つのステージで1つ。それ以上は出ないのだ。
「ほっほっほ…だからじゃな、全員が別のステージでスマッシュボールを取り、逃さず使わず帰ってくるのじゃ。」
「難しいな!!それ!!」
アイクが言う。ようは攻撃を喰らわずしかも必殺技も使わないまま帰って来いと言うのだ。
「…でも、やるしか無いわよ。」
ゼルダが言う。アイクは静かに頷くと、おやじに言う。
「おい、スネーク?お前無線でピットとマルス後、フォックスにファルコも呼んでくれ。その7人で取るぞ。」
「あれ?6人じゃね?」
ドゴッ!!地面の割れる音が響く。
「お前もいれてだよ。」
アイクがニタッと笑って言う。
かくして、7人の戦士達はスマッシュボールを集めるべく別ステージへ飛ぶ。
「何で俺が…。」
そう言ってフォックスは銃を撃ち、スマッシュボールを取る。何も知らないマリオ、ルイージがそれを狙う。
「だー!!うっとし!!」
「ぷはっ!!何て無茶を…。」
そう言いつつもファルコはスマッシュボールを狙い撃ちする。その後もメタナイト相手に接近戦でスマッシュボールを守る。
「……きちんと金出るんだろうな。」
「はっ!!」
マルスはカウンターで敵の攻撃をはじき返しつつ、緊急回避で後ろに周り込む戦法でスマッシュボールを守っている。
「……みんなも大丈夫かな…。」
「うりゃりゃりゃりゃりゃりゃ!!」
ピットは連続攻撃で敵を近付けさせない。近付こうとしたら弓矢やスマッシュで攻撃する。
「……リンクさんの為、ここは負けられません!!」
「何で俺がァァ!!」
そう言いつつもまぁ、それなりにおやじは頑張っていた。次行こう次。
「おいナレーター!!いや、PFお前まださっきの白状の事根に持ってんの?!俺の扱い酷くね?!
そうおやじは言うが、1番扱い酷いのはリンクだろう。
「お前の責任だろうがァァ!!!!!」
「リンクを助ける為、悪く思わないで下さい!!」
そう言ってゼルダは火の玉やスマッシュで敵を寄せつけない。しかし、中距離からウルフの銃で攻撃される。
「痛いな。やめろや。カス。」
訂正。ゼルダは火の玉やスマッシュと気迫で敵を寄せつけない。
「うぉぉっ!!」
アイクは持ち前のリーチでうまく距離を取り戦っている。しかし相手はガノンドルフ。そう甘くは無い。
「スマッシュを使わずに俺に勝てると思うな。」
「俺には、そうしなくちゃいけない理由があるんでな。」
激しい一騎討ちが始まる。勝つのはどっちだ?!(知るか
「奴らでも無理だったか…無理も無い。今までこれを成し遂げた奴はおらんからな。
………ぬっ!!バカな?!7人全員が…。全員が波動を…!!」
7人は全身傷だらけだが、何とかスマッシュボールを守りぬき、蟹仙人の元へ向かっていた。
「……奴ら…やりおったか…。」
蟹仙人がそう言うと、アイクが答える。
「おお。当たり前よ。さて、インコがそろそろ表れてもおかしく無いんだがな。」
そう言ってアイクは空を眺める。そんなアイクに蟹仙人は言う。
「何を言う。もうそこにおる。」
蟹仙人が指を指したその先には、確かに標準サイズのインコがいた。
「……ただのインコじゃねーか。」
アイクがそう言うのも無理は無い。そのインコは普通のインコと見分けがつかないからだ。
「ワレハタダノインコジャナイ、オヌシラノネガイヲキキニマイッタ。」
インコがそう言ってもまだ信じられないといった様子でアイクが言う。
「いや、何かただのインコ。このくらい教えられるだろ。」
「ネガイヲイウテミイ。バカ。」
「あれ、こいつバカって言った。ぶっ飛ばすぞ。ってか速くリンク…。」
「ソレハデキナイ。ナゼナラソノモノハイキテイルカラダ。」
『はい?』
7人全員が同じリアクションを取った時だった。
「おっ、どうしたの?みんな揃って。」
そう言うのは紛れもないリンク。
「いや、おじさんらはお前を生き返らそうと…。」
おやじがそう言った時、リンクが無惨にも木っ端微塵になった自分を発見する。
「うおっ!!俺?!……酷い悪戯だな…。お前らか?」
リンクがそう言った時、マルスが口を開く。
「もしかして、俺達全員騙されてた?」
「……そうみたいですね。」
ピットが頷いた時、7人全員の顔が真っ青になる。
「……でも誰がこんな事を…。」
ゼルダがそう言った時、フォックスの頭にある人物が浮かぶ。
「PFじゃねーか?」
…………しばらくの沈黙。ってか私逃げた方がよさそう!!じゃ。また^^
ギキィーッ!!あり?ピット君…離して…。
「ナイスピット。」
アイクさん…みのが…ウギャアアアアアアアアアア!!!!!!!
「あー。すっきりした。帰るぞ。」
(あいつがコメント出来なくなったから変わりに俺がやるか。アイクがそう言うと、6人は立ち上がり言う。
「おいーっす」
(誰もいなくなった高野に2人残された人。)
「なぁ、俺の扱い酷くね?」
(そう言うリンクの事を聞いてくれるのは1人。)>
「そうだね。今度からはもうちょっと扱い良く…。」ゲシッ!!
「おーい。待ってよー!!」
(リンクは1人7人を追い掛ける。)
「……ふ…ふざけるべからず……。」ガクッ!! 完
PFさんから小説をいただきましたvv
スネーク、そしてリンク・・・お疲れ!(ぇ
てかピット君の作った料理って・・・毒じゃん(笑)
アイク、ゼルダ、完全に拷問になっちゃってるよwww
やっぱり姫は最強ですねぇ!多分ピーチも最強ですねww
PFさん、素敵小説をありがとうございました〜^^